- HOME
- 院長紹介
院長 江本 拓央
2024年（令和6年）7月より江本内科循環器科医院院⻑を父、江本隆一から引き継ぐことになりました、江本拓央です。これまで週2回勤務しておりましたが、さらに一層責任を持って患者様 一人一人に寄り添った医療ができるよう精一杯診療させて頂きます。私はこれまで患者様の診療はもちろん、神戸大学、トロント大学において未知なる循環器疾患のメカニズムを解明すべく基礎研究を12年間精力的に行ってきました。これからは地域医療に貢献すべく研鑽を積みますので、よろしくお願いいたします。 当院の診療時間や診療科目に変更はございません。通院されている患者様には、院⻑交代でご迷惑をおかけしないように努めますので、何かご不明点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
風邪などの急な体調不良、生活習慣病の管理、循環器の症状など、身体のことでお悩みの際、いつでも身近にご相談いただける存在でありたいと願っています。
経歴
- 2002年
- 白陵高等学校 卒業
- 2008年
- 神戸大学医学部 卒業
- 2008年～2010年
- 兵庫県立淡路病院（現兵庫県立淡路医療センター）にて初期研修
- 2010年～2012年
- 兵庫県立淡路病院（現兵庫県立淡路医療センター）にて循環器内科医員として勤務
- 2012年～2016年
- 神戸大学大学院医学研究科循環器内科にて、医学博士取得。その間、神戸大学医学部付属病院や当院にて診療業務も行う
- 2016年～2017年
- 医学研究員として引き続き研究に従事
- 2017年～2019年
- カナダ、トロント大学に留学
- 2020年1月～2024年6月
- 帰国後、神戸大学大学院医学研究科循環器内科にて、臨床の傍ら研究活動を行なった。また週2回江本内科循環器科医院に勤務した。
- 2024年7月～
- 江本内科循環器科医院継承開業
資格など
- 日本循環器学会認定 循環器専門医
- 日本内科学会認定 総合内科専門医
所属学会
日本内科学会、日本循環器学会、日本動脈硬化学会
受賞歴
- Toronto General Hospital Research Institute, Postdoctoral Fellowship Award
- 日本循環器学会 YIA最優秀賞
- 万有医学奨励賞
- 日本血管生物医学会 YIA優秀賞
- 日本心臓財団 研究褒賞
(40歳以下で、卓越した循環器の卓越した研究者に贈られる賞) - 循環器学研究振興基金 褒賞 内田賞
(45歳以下で、循環器領域で非常にインパクトの高い論文を発表した、筆頭著者に贈られる賞）
獲得助成金
- 若手研究 代表 （2020年度~2021年度）
- 若手研究 代表 （2022年度~2023年度）
- 基盤研究B 代表 （2024年度~2026年度）
論文発表
Single Cell RNA Seq Reveals a Distinct Immune Landscape of Myeloid Cells in Coronary Culprit Plaques Causing Acute Coronary Syndrome.
Circulation. 145(18):1434-1436. 2022. (Impact Factor 37.8)
Emoto T, Yamamoto H, Yamashita T, Takaya T, Sawada T, Takeda S; Taniguchi M, Sasaki N, Yoshida N, Saito Y, Sivasubramaniyam T, Otake H, Furuyashiki T, Robbins CS, Kawai H,
Hirata KI.
シングルセル解析で心筋梗塞を起こす冠動脈プラークの特徴を解明した。
Colony stimulating factor-1 producing endothelial cells and mesenchymal stromal cells maintain monocytes within a perivascular bone marrow niche.
Immunity. 55(5):862-878.e8.2022. (Impact Factor 32.4)
Emoto T, Lu J, Sivasubramaniyam T, Maan H, Khan AB, Abow AA, Schroer SA, Hyduk SJ, Althagafi MG, McKee TD, Fu F, Shabro S, Ulndreaj A, Chiu F, Paneda E, Pacheco S, Wang T, Li A,
Jiang JX, Libby P, Husain M, Wang Bo, Rubin BB, Cybulsky MI, Robbins CS.
骨髄のニッチの細胞が出すCSF1による骨髄における単球制御機構を解明した。
Bacteroides vulgatus and Bacteroides dorei reduce gut microbial lipopolysaccharide production and inhibit atherosclerosis.
Yoshida N†, Emoto T† (co first authors), Yamashita T, Watanabe H, Hayashi T, Tabata T, Hoshi N, Hatano N, Ozawa G, Sasaki N, Mizoguchi T, Hilman ZA, Hirota Y, Ogawa W, Yamada T, Hirata KI.
Circulation. 2018 Nov 27;138(22):2486-2498 (Impact Factor 37.8)
冠動脈疾患患者において減っていたBacteroides vulgatus ＆ doreiが動脈硬化モデルマウスにおける動脈硬化形成を抑制した。
Analysis of Gut Microbiota in Coronary Artery Disease Patients: a Possible Link between Gut Microbiota and Coronary Artery Disease.
Emoto T, Yamashita T, Sasaki N, Hirota Y, Hayashi T, So A, Kasahara K, Yodoi K, Matsumoto T, Mizoguchi T, Ogawa W, Hirata KI;
J Atheroscler Thromb. 2016 Aug 1;23(8):908-21.
冠動脈疾患患者における腸内細菌叢の特徴を明らかにした。